自力で「良い語学学校」を見つける方法

学校探しで、留学エージェントから勧められた語学学校に即決しようとしていませんか?

インターネット検索で一番上に出てきた学校に決めようとしていませんか?

留学してから「思っていたのと違った…」と後悔しないためには、自分がどんな学校に行きたいのかを知り、どこが本当に良い学校なのか、を事前に調べることが必要です。

AK
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この記事の執筆者です。バンクーバーの大手語学学校とカレッジに勤務していました。2017年から留学生のサポートをしています。

このページでは、良質な語学学校を自分で見つける方法を紹介します。

こちらのサイトでは主に以下の情報を配信しています。
・ネイティブが使うリアルな英会話
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良質な語学学校とは

まず、良質な学校の「条件」についてカバーしていきます。

1. 国籍は偏りすぎていないか

どの国籍が何人いるかは、時期によっても変わるため同じ学校でも前後しますが、学校によってどの国のマーケティングに力を入れているかの差があります。

ラテン系が多い学校・アジア系が多い学校・中東系が多い学校など、生徒の国籍バランスが各学校によって違います。

大規模校で “国籍の数” をウリにしている学校もありますが、国籍バランスとは違います。50カ国からの生徒が在籍しているが7割は同じ国から、ということもあります。

2. 職員の質はいいか

留学中にお世話になることが多いのが、語学学校の職員です。親身になって相談に乗ってくれる職員がいると留学の質が向上します。

留学中はいろんな疑問が生まれたり、不安になりがちです。見落とされがちなポイントですが、実はかなり重要ポイント。

3. 優秀な先生が在籍しているか

カナダの語学学校で英語を教えるためには、TESOLまたはCELTAなど、英語教授法の資格が必要です。それに加えて特別なトレーニングを受けている先生もいます。

逆に、夏休みだけ短期アルバイトで講師をしている先生やパートタイムの先生もいます。

職員時代に多くの先生や授業を見ましたが、教え方がバツグンに上手い先生とそうでもない先生がいます。

“英語ネイティブ” = “英語の教え方が上手い” とは一概には言えません。

4. 立地は良いか

バンクーバーのほとんどの語学学校は中心地である「ダウンタウン」に集中しています。ただそのダウンタウンの中でも、治安が良い地域と悪い地域あります。

また交通面でも、バス停やスカイトレイン(電車)の駅に近い学校だと行き帰りが便利です。

5. アクティビティが多いか

アクティビティに参加するしないは自由ですが、英会話力向上のチャンスでもあり、他の生徒と仲良くなるキッカケになるので、興味があるものには参加をオススメしています。

語学学校によって、アクティビティに力を入れている学校と、そうでない学校があります。

コロナ禍で一時アクティビティが中止となりましたが、2021年8月現在は多くの学校で回復しています。ネット上の情報はコロナ前のものも多いので、最新のアクティビティ開催状況を確認しましょう。

6. 多種多様なプログラムがあるか

学校によって開講しているプログラムが違います。自分の目的にあったプログラムがあるかどうか、選択肢が多いかどうかがポイントです。

Co-opプログラムがある私立カレッジは語学学校が併設されていることが多いですが、同時申し込みで大幅な割引がある学校もあります。

7. 学校内の環境は良いか

バンクーバーの語学学校には、モダンなガラス張りの校舎の学校や、レトロなレンガの校舎の学校から、ボロボロの雑居ビルの1フロアの学校まで様々です。

毎日通う学校なので、明るく清潔な環境が望ましいですが、残念ながら、学校のパンフレットだけで見分けるのは至難の業です

良質な語学学校を知る方法

まずオススメしないのは、学校や留学エージェントが「広告目的」で作っているネットの情報を信じ切ること。当たり前ですがビジネスなので、綺麗な部分の切り取りであることを頭に入れておきましょう。

「では、どうやって良い学校を見つけたらいいの?」と思いますよね。ここでは学校探しにおすすめの方法を紹介します。

学校のインスタグラムをチェックする

近年では、多くの語学学校がインスタグラムのアカウントを運営しています。

特にリアルタイムの状況が見れるストーリーズや、在学生が学校名のハッシュタグをつけて投稿したものには、パンフレットや資料には載ってない、実際の様子を見ることができます。

ぜひ気になる学校のアカウントフォロー・学校名のハッシュタグをインスタグラムで検索してみてください。

学校の卒業生に聞く

友人・知人に留学経験者がいたら相談してみましょう。

  • どんな学校だったか
  • どんな職員・先生だったか
  • どんな生徒さんが通っていたか
  • 学校の立地はどうだったか
  • どのプログラムが良かったか
  • よくなかった点

また少しハードルが高いですが、インスタグラムなどのSNSで在校生や卒業生にDMする手段もあります。

学校説明会に参加する

多くの留学エージェントが説明会・イベント・フェアを主催しています。最近ではオンラインで開催しているものも多いので、気軽に参加できます。

定期的に色んな学校の現地職員からプログラムの紹介が聞けたり、直接質問ができる機会があるのがメリットの1つと言えるでしょう。

信用できるエージェントに聞く

“信用できる”

ここが重要なポイントです。オススメしないのは、よく知らない留学エージェントの話を鵜呑みにすること。

留学経験はあっても学校に行ったことがない、ひどい場合はその地域に行ったこともない、なんて担当者もたくさんいるのが現実です。

必ず、実際にその地域・学校に行ったことのある人に相談しましょう。

信用できるエージェントがいる場合、とても心強いのが事実です。この道のエキスパートで、今まで同じような状況の生徒さんの留学サポートをしてきています。一般の生徒さんは知らない業界の情報を持っている場合もあります。

エージェント選びを慎重に

特に留学費用を抑えるためには、語学学校選びよりも「どの留学エージェントを選ぶか」で費用に大きな差が出ます。

高額なサポート料だったり、独自のレートを適用しているエージェントもあります。

下調べをしっかりして、賢い選択をしてください。

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