ワーホリはエージェントなしで行ける?自分で手配する全手順と、いくら変わるか【2026年】

留学準備更新 約11分で読めます
AK-Media 編集部

「ワーホリって、エージェントなしでも行けるの?」

行けます。ビザは政府のサイトから自分で申請でき、語学学校や滞在先にも個人で直接申し込めます。

この記事では、カナダとオーストラリアのワーホリを自分で手配する手順を、2026年10月時点の情報でまとめました。何をどの順番でやるのか、エージェントを使うといくら変わるのか、自分で手配しない方がいいのはどんな人かも書いています。

この記事のまとめ
  • ワーホリはエージェントなしで行ける。ビザも学校も、自分で直接申し込める
  • 手配するものは8つ。ビザ、語学学校、滞在先、航空券、空港送迎、医療保険、携帯電話、パッキング
  • エージェントを通すと、サポート料や為替の上乗せで十数万円変わることがある
  • ビザの期限の日数さえ守れば、自分でも難しくない

カナダとオーストラリア、何が違う?

手配するものと順番は、どちらの国も同じです。大きく違うのはビザで、ほかに語学学校に通える期間と保険の条件が違います。この記事では、両方に共通することはそのまま書き、国で違うところは国の名前を付けて分けています。

カナダオーストラリア
ビザ抽選申請して許可
日本人の枠年ごとに枠上限なし
年齢18〜30歳18〜30歳
滞在期間合計2年最長3年
語学学校6か月まで4か月まで
政府の費用約41,000円約92,700円
資金$2,500以上約$5,000
保険全期間が条件民間の保険

年齢は申請するときの年齢、費用は2026年10月時点です。国選びで迷っている人は、国をくらべるページも見てください。

エージェントなしで手配できるもの

ワーホリで手配するものは8つです。どれも、自分で直接申し込めます。

手配するもの申し込む先
ビザカナダ政府、オーストラリア政府
語学学校学校
滞在先ホームステイの手配会社、学生寮
航空券航空会社、予約サイト
空港送迎送迎会社
医療保険保険会社
携帯電話現地の携帯会社
パッキング自分で準備

エージェントを使うと、いくら変わる?

エージェントを使うとかかる手数料

エージェントを使ったときに上乗せされやすいのは、次の4つです。

項目内容
サポート料無料のところもあれば、数十万円かかるところもある
ビザ代行の料金ビザ申請を代わりにしてもらう料金
為替の上乗せエージェント独自のレートで日本円に換算される。見積もりには項目として出てこない
送金手数料日本からエージェントへ、エージェントから学校へ

一番見えにくいのは為替です。エージェントに学費を払うと日本円で請求が来ますが、そのレートが実際の為替レートより高く設定されていることがあります。項目として書かれていないので、見積もりを見ても分かりません。

例:バンクーバーの語学学校に12週間通う場合

自力ワーホリ支援の試算では、LSIバンクーバーの12週間のコース(週30レッスン)で、これくらい変わります。2026年10月6日のレート($1=110.94円)で計算したものです。

自分で手配エージェント経由
支払う金額約486,500円約645,300円
差約158,900円

差の内訳は、為替の上乗せが約43,900円、サポート料が110,000円、送金手数料が5,000円です。上乗せの額はエージェントによって違います。オーストラリアの学校でも、考え方は同じです。

お金の流れと、返金のルール

エージェントを使うと、お金は「あなた → エージェント → 学校」の順に流れます。請求書を出すのはエージェントなので、学校が実際にいくら請求しているかは見えません。

自分で手配すると、正規の請求書を見て、学校や手配先に直接払います。間で手数料が上乗せされることはありません。

返金のルールも変わります。エージェントを使うと、学校の規定とは別に、エージェント独自のキャンセル規定にサインします。学校が返金に応じても、エージェントの規定でお金が戻らないことがあります。自分で手配すれば、契約の相手は学校だけです。

自分で手配する手順

大切なのは順番です。ワーホリの許可が出ないと渡航できないので、学校や滞在先の申し込みはビザの許可が出てからにします。

  1. ビザを申請する
  2. 語学学校を選ぶ
  3. 滞在先を決める
  4. 航空券を取る
  5. 空港送迎を頼む
  6. 医療保険に入る
  7. 携帯電話を用意する
  8. パッキングをする

ビザを申請する

どちらの国も、ワーホリのビザはオンラインで自分で申請できます。ただ、政府のサイトは英語で、画面の言葉も分かりにくいです。

自力ワーホリ支援のビザのページでは、カナダとオーストラリアのそれぞれについて、申請の手順、英語の画面の読み方、期限の日数を日本語でまとめています。

カナダ:抽選で招待を待つ

カナダのワーホリは「International Experience Canada(IEC)」という制度の中のひとつです。先着順ではなく抽選で、プロフィールを出すと候補者の集まり(プール)に入り、選ばれた人に招待が届きます。日本人の枠は年ごとに決まっています。

招待はメールではなくアカウントの中に届きます。招待のあとは期限が細かく決まっているので、こまめにログインして確認してください。招待が届いた日を入れると、自力ワーホリ支援のビザのページで期限の日付を計算できます。

10日以内招待を受けて、申請を始める
20日以内本申請と支払い
30日以内バイオメトリクス(指紋と顔写真の登録)
約8週間審査
1年以内許可が出てから入国

政府に払う費用は$369.75(約41,000円、2026年10月時点)です。バイオメトリクスは、東京か大阪のビザ申請センターで予約して登録します。

オーストラリア:申請して許可を待つ

オーストラリアは「ワーキング・ホリデー・ビザ」です。抽選はなく、日本人の人数の上限もありません。オンラインで申請して費用を払い、許可を待ちます。紙や窓口での申請はできません。

まずオンラインで申請して支払う
必要なら健康診断(求められた人だけ)
1年以内許可が出てから入国
入国から1年滞在できる期間

政府に払う費用は$840(約92,700円、2026年7月1日から)です。決められた仕事を一定期間すると、2年目と3年目のビザも申請できます($1,000、約110,400円)。

着いたら、税金の番号(TFN)をオンラインで申請します。日本人はオーストラリアの公的な医療保険(Medicare)に入れないので、民間の医療保険が必要です。

代行を頼むこともできる

自分で申請するのが不安な人は、どちらの国も、同じページから申請の代行を頼めます。代行の料金は、政府に払う費用とは別です。

公式の情報:カナダ政府 International Experience Canada(英語)、オーストラリア内務省 Working Holiday visa(英語)

語学学校を選ぶ

ワーホリでは、カナダは6か月まで、オーストラリアは4か月まで語学学校に通えます。最初の数か月を学校で過ごし、英語と友達を作ってから仕事を探す人が多いです。

学校のサイトには良いことしか書いていないので、実際に通った人の口コミを見るのが一番早いです。

見るところなぜ
日本人の割合高すぎると英語を使う機会が減る。低すぎると最初がつらいという人もいる
国籍のバランス特定の国に偏っていないか
立地中心地か郊外か。通学時間は毎日かかる
1クラスの人数少ないほど話す機会が増える
授業の時間帯午前だけ、1日など。仕事と組み合わせるなら大切

自力ワーホリ支援の学校のページでは、学費と口コミを見られます。各学校ページから申請すると、自力割引価格で申し込めます。

請求書が届いたら、学費は学校の口座に直接振り込みます。Wiseのようなオンライン送金なら、送る前に手数料と学校が受け取る金額が分かります。使い方は海外送金Wiseのアカウント作成方法と使い方で解説しています。

滞在先を決める

最初の1〜2か月だけホームステイか学生寮にして、現地でシェアハウスを探す人が多いです。最初から長く契約すると、合わなかったときに動けません。住んでみないと、エリアの雰囲気も通いやすさも分からないからです。滞在先は滞在先のページから申し込めます。

航空券を取る

ビザの許可が出てから予約します。学校が始まる日と、滞在先に入れる日に合わせて選びましょう。学校と空港送迎には、英語の航空券(e-ticket)を出す必要があります。

空港送迎を頼む

着いた日は長いフライトで疲れていて、英語の案内も聞き取りにくいです。空港から滞在先までの送迎を頼んでおくと安心です。

医療保険に入る

保険の条件は、国で違います。

  • カナダ:滞在する期間をすべてカバーする保険が、ワーホリの条件です。期間が足りないと、入国のときにワーホリの期間を短くされることがあります。
  • オーストラリア:日本人は公的な医療保険(Medicare)に入れないので、民間の医療保険に入ります。

どちらの国でも、クレジットカードの保険は90日までのものが多いので、それだけでは足りません。保険は医療保険のページにまとめています。

携帯電話を用意する

着いた日から地図や連絡に使えるように、日本にいるうちに準備しておきます。eSIMなら、出発前に申し込んで開通日を決めておけます。選び方はワーホリ・留学の携帯とSIM、4つの選択肢にまとめています。

パッキングをする

入国審査で見せる書類は、スーツケースではなく機内に持ち込む手荷物に入れます。パスポート、ビザの許可の通知(カナダは入国審査で見せるPOEレター)、保険の証明、残高証明、航空券です。持ち物はパッキングのページにまとめています。

よくある失敗

実際に起きていることです。先に知っておけば防げます。

どちらの国でも

  • パスポートの期限が足りない:ワーホリの期間は、パスポートの期限を超えられません。残りが短いなら、申請の前に更新しましょう。
  • 許可から1年を過ぎる:許可が出て安心して、渡航を先延ばしにしてしまうケースです。許可が出た日を控えておいてください。
  • 残高証明が古い:発行から時間がたったものは受け付けられないことがあります。必要になる直前に取りましょう。

カナダで

  • 招待の10日を過ぎる:招待はアカウントの中に届きます。気づかないまま10日が過ぎると無効になります。
  • 本申請を最終日に出そうとする:期限は日本時間ではなく世界標準時で数えます。表示された日の前日までに出しましょう。
  • バイオメトリクスの30日を過ぎる:東京か大阪まで行く必要があるので、後回しにして期限を過ぎる人がいます。案内が届いたらすぐ予約してください。
  • 保険の期間が足りない:滞在より短い保険だと、入国のときにワーホリの期間を短くされることがあります。

自分で手配するデメリット

良いことばかり書いても意味がないので、正直に書きます。

  • 時間がかかる:エージェントに任せれば数時間で終わる作業が、自分でやると数日から数週間かかります。
  • 情報が古いことがある:ネットの情報は更新されていないものが多く、ビザの条件も学費も変わります。
  • 詐欺にあうことがある:滞在先の契約や航空券で、個人をねらった詐欺があります。
  • ミスは自分の責任:書類の不備や期限の見落としを、誰も止めてくれません。

ただ、このほとんどは、正しい情報と日本語で相談できる場所があれば防げます。

自分で手配しない方がいい人

次に当てはまる人は、無理に自分で手配しない方がいいです。

  • 初めての海外で、何が分からないのかも分からない
  • 英語での手続きに強い不安がある
  • 2年以上の長期滞在をしたい
  • 調べる時間がどうしても取れない
  • ワーホリ以外(Co-op、専門留学、進学)も考えている

特に最後のひとつです。Co-opや専門留学は、ビザの種類も学校選びも複雑になります。カウンセラーと一緒に進めるAK留学のような留学サポートの方が合っています。

自力ワーホリ支援とは

エージェントを通さずに、学校・滞在先・保険へ直接申し込むための支援窓口です。ワーホリに必要な8つの手配を、ひとつのサイトで進められます。

利用料無料
支払い学校や手配先へ直接。サイトの口座は通りません
請求書正規の請求書がメールで届きます
学費学校ページから申請すると、自力割引価格
相談日本語で、公式LINEから
コミュニティ無料のオンラインコミュニティに2,400人以上が参加

無料で使える理由は、制度のしくみにまとめています。

よくある質問

本当にエージェントなしでワーホリに行けますか?

行けます。ビザは政府のサイトから自分で申請でき、学校や滞在先にも個人で直接申し込めます。必要なのは、期限を守ることと、調べる時間です。

エージェントなしだと、学費は高くなりますか?

個人で申し込むと、学校の正規の料金になります。自力ワーホリ支援の学校ページから申請すると、自力割引価格で申し込めます。エージェントの見積もりと比べるときは、為替のレートも確かめてください。

自分で学校に振り込むのは安全ですか?

学校の口座に直接振り込むので、間に入る会社が倒産してお金が戻らない心配がありません。Wiseのようなオンライン送金なら、送る前に手数料と学校が受け取る金額が分かります。

カナダとオーストラリア、どちらが自分で手配しやすいですか?

ビザはオーストラリアの方がシンプルです。抽選がなく、日本人の人数の上限もありません。カナダは抽選で、招待のあとの期限が細かく決まっています。国の違いは国をくらべるページにまとめています。

ビザの申請だけ頼むことはできますか?

できます。自力ワーホリ支援では、ビザの申請代行だけを頼めます。料金は、政府に払う費用とは別です。

ワーホリは何歳まで申請できますか?

日本人の場合、カナダもオーストラリアも、申請するときに18〜30歳であることが条件です。

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