パンデミックが始まって以降、カナダでも多くのルールが変更されました。その変化は目まぐるしく、ネット上ではさまざまな情報が飛び交っています。
本日は、気になる「カナダのワーホリや留学の現状」について、学校職員に質問していきたいと思います。業界の最前線で働く職員だからこそ知っている情報を、みなさんと共有します!

2021年3月時点の現状について、インタビューします!

こんにちは、Shioriです。バンクーバーの学校に勤務しています。みなさんの今後のプランニングに役立てば幸いです。
今カナダに入国できる?
A. ビザの種類によっては、できます!
留学生に対しては「政府に認められた学校に行くための学生ビザのみ入国可能」となっています。
現時点で入国する場合、追加の書類や隔離が必要になるので、必要な情報を事前に確認しておくことが大切になります。
日本人の留学生も渡航してる?
A. はい、しています。
通常の時期に比べるとかなり少人数ではありますが、日本人の留学生も戻ってきています。私の学校では毎月、日本人留学生が就学を開始していますよ。
他国からの学生も来ていて、毎月100名近くの学生が世界各国からカナダへ渡航し、留学を開始しています。
隔離はある?どれくらい?強制?
A. はい、カナダ入国後の隔離は必須です(2021年3月現在)。
入国後、最大3日間のホテル滞在と14日間の自己隔離が必要となっています。
そもそも学生ビザって何?
A. 語学学校以外の州に認定された公立または私立学校で、勉強しながらパート・フルタイムでのアルバイトが可能になる、いわば第二のワーホリビザのような許可証です。
文字通り学校へ通うためのビザで、ビザ取得に年齢制限がないのが魅力ポイント。
学生ビザについては別の記事で詳しく説明していますので、ぜひこちらを参考にしてみてください。

学生ビザは出ている?どれくらいで?
A. カナダ政府に認定された学校(DLI)から発行された入学許可証を使うことで、学生ビザの新規・延長申請が可能になっています。
申請時間はカナダ国内からの申請は約2〜3ヶ月、日本からの申請は数週間ほどと言われています。
カナダ政府のウェブサイト上では、最新の申請にかかる時間を確認することができますよ。
今、ワーホリはできる?
A. ワーホリ自体は開始できますが、これも条件があります。
カナダに入国する前にジョブオファーがあることが現時点では条件となっています。
現地で仕事はある?
A. はい、あります。
ワーホリの留学生向けにはレストランやカフェでのバイトがメインになりますが、パンデミック開始当初に比べ、現在は留学生向けの求人数が回復してきています!
英語力や経験によって職種は様々ですが、Co-opの就業先も回復してきていますよ。
語学学校の現状は?オンライン授業?
A. バンクーバーの語学学校では、オンライン授業と対面授業のミックスをしている学校が多いです。
授業内容は以前と変わらないですが、ソーシャルディスタンスを保ったり、クラス内でのマスク着用を義務付けたりなど、新しいルールが定着してきましたね。
留学の手順は?
A. 留学の手順については、その方の留学方法・時期によって異なってきます。
一般的な時期としては、渡航の6ヶ月前から学校選定を始めるのが良いです(カナダの語学学校を希望の場合)。
出発までの具体的な手順は、準備〜出発までの流れを詳しく解説を一読してください!

留学はキャンセルはできる?
A. はい、やむを得ない理由でのキャンセルは可能です。
ただ、すでに学校に申し込んでいる場合や、飛行機を予約しているなど、キャンセル料がかかる可能性があります。
事前に学校のキャンセルや、返金についての規定を確認しておくことをおすすめします!
カナダの人はマスクをしている?
A. 私がいる西海岸の都市、バンクーバーの話になりますが、日本と比べると普及率は低いです。外を歩いているとマスクをしていない人も見かけます。
ただショッピングモールやバスの中、エレベーターなど、マスク着用を必須としている場所も多いです。
日本マスクは、生地・サイズ・デザイン・機能性など選択肢が多いのですが、カナダではそれほどでもありません。こだわりがある方はマスク持参をおすすめします。
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