コロナ禍の留学では(カナダはかなり回復しています)、コロナ前とは違う新しい出国&入国ルールができました。
この記事はAK-English留学プロジェクトのサポートで渡航され、最近バンクーバーに無事入国された生徒さんの体験談になります。
この体験談を書いた人
りゅうじさん:2021年9月下旬にバンクーバー到着。日本ではリゾートバイトを複数経験後、地元のホテルで働きながら渡航準備をする。独学で英語を勉強を続け、語学学校の初日からアドバンス(上級)クラスに入学し、現在も通学中。
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入国の条件
・入国は2021年9月下旬
・成田出発、バンクーバー空港から入国
・エアカナダ便(直行便)
・学生ビザ
※生徒本人の経験談を書いています。
※あくまで2021年9月21日の情報であるため、参考としてお考えください。
出国前の空港での手続き


2021年9月21日15時前の成田空港の様子です。空港には人がほぼ…と言うか、全くと言っていいほどいなかったです。
しかし、この日は「13:20ソウル便」と「14:00上海便」が欠航になっていたことや、平日午後だったため空いていたのかもしれません。
チェックイン
最初に「エアカナダ」のサイトから、オンラインチェックインができたので、携帯から行いました。
チェックイン手続が終わると、以下の画像がメールで届いたので、こちらを一応印刷しておきました。

機械チェックインで必要だったもの
・パスポート
・予約番号
こちらの2つです。入力がすべて終わると「スーツケースに巻く長い紙」が出てきます。バーコードがちゃんとついているのでその紙をチェックイン時、受付の人に渡したら大丈夫です。
空港カウンターからでもチェックインはできますが、事前に機械でやっていた方が手続きがスムーズに進むと思います。ちなみにカウンターは3時間前に空きます。
※結果的に、エアカナダのオンラインチェックインはやらなくても良かったかもしれません。印刷した紙は不要でした。受付カウンター前の機械、もしくは受付カウンターでチェックインすれば問題ないと思います。
空港で必要だった書類
成田空港の受付で見せた書類は以下。エアカナダの直行便を利用しました。
ここで提出したもの・陰性証明書 *4/1より不要
・ワクチンパスポート
・LOA(入学許可証)
・学生ビザ引換証
※陰性証明書は「英文」もしくは「英文&和文」で必要です。
陰性証明書は空港でチェックされる場合があるので、必ず72時間前である事を確認してください。不安な方は、細かい検査時間を載せてる機関でPCR検査を受ける事を勧めます。
陰性証明書について
重要:4月1日より陰性証明の提出が不要になりました!
ANAのPCR検査キットの場合
僕はANAのPCR検査キット(郵送)を利用しました。和文英文で書いてくれるので、多くの学生&ワーホリの方が使ってます。
しかし、速達で送っても結果が遅い場合があるので、自己判断で受けることになります。
13,200円
和文英文の陰性証明書込み
成田空港でPCR検査を受ける場合
成田空港で検査 →陰性証明書を出してくれるところがあります。混んでなければ、3時間から4時間ほどで結果が出るそう(僕も郵送の結果が遅すぎて、そこ受けようかと思ってました)。
予約済み:30,000円
予約無し:50,000円
人によっては結果が出るのに4時間以上かかったり、カルテの名前が間違ってる事もあったみたいです。今は渡航者も増えてると思うので、結果が出るのが遅くなる事を見込んで早めに受けましょう。
空港の搭乗受付
荷物23kgまでにして、液体は100ml以下のもの以外は預け荷物に入れました。
手荷物にしたもの
電動歯ブラシ 2個
モバイルバッテリー 2個
携帯 2個
預け荷物や手荷物で引っ掛かると没収される可能性もあるので、分からないことは事前に調べましょう。早めに空港に行くことをオススメします。
搭乗時刻受付がちょうど3時間前からで、その時間に行ったので余裕をもって搭乗受付ができました。
今は通常より人が少なく案内されやすくなっていますが、不安な人は早めに行きましょう。
受付時に「これは機内持ち込み大丈夫?これは?これは?」というように荷物から出して聞いて、片付けて、、みたいな事をしていたので、片付けるのに時間かかりました。
出国スタンプをもらいましょう
手荷物検査を終えて、階段を降りたところに顔認証ゲートがあります。
その先に“外国のビザを申請する方は証印が必要になる可能性があります”という案内がありました。ビザ申請する方は、出国時のスタンプを押してもらう必要があるようです。


近くにスタッフがいるので「学生ビザで入国するのでスタンプお願いします。」と言えば押してくれます(もしかしたら押さなくても大丈夫かもしれないのですが、案内に書いてある以上は押しておくことを強く勧めます!)
※僕は「顔認証ゲート」を使いましたが、もしかしたら別カウンターにスタッフがいて、スタッフが顔認証をしてパスポートに証印を押す。といった場所があるかもしれません。「顔認証ゲート」を使う方がいれば証印は押しておくことを勧めます。
日本を出国・機内の様子

機内での様子
機内の人数は多からず、少なからずでした。エアカナダの乗客は多国籍だったので、隣の人と英語でお喋りする機会があるかもしれません。アナウンスも英語でした。
直行便のためフライト時間が長く、トイレ近い人は絶対通路側を予約しましょう。また、Wi-Fi使いたい方は飛行機の中にクレジットカードを持って行く必要ありです。
機内での食事

機内での食事
1回目の食事:ビーフorチキン
2回目の食事:ヌードル or オムレツ
バンクーバー空港に到着

飛行機着陸したら「可能な限り早めに降りる!」その方が混まないし、すぐにKIOSK入力と入国審査ができます。
飛行機を降り、道なりに沿っていくと「Study permit の人は下に降りて」と言われたため、指示通り下に降ります。
KIOSKの機械がいっぱいあるので、どれか適当な機械を選び、パスポートを用意します。
KIOSK(キオスク)
KIOSKの画面表示は英語だけではなく、日本語もあります。順番に進んでいけば問題なく登録できます。
後で審査官に質問されるかもしれないので、適当に記入せず、質問に沿ってちゃんと答えましょう。
僕は学校に60日通う予定だったので、そこから10日多く見積もって「70日」と記入しました。特に何も審査官には言われていません(もし何か聞かれても、学校終わった後に帰る準備して少しカナダ観光して帰りたい、と言う予定でした)。
入力が終わったらレシートが出てくるので受け取り、いよいよ入国審査です!
カナダ入国審査
まず審査官より「Study!?」と聞かれたので「イェス」と答えました。
その後は以下の書類を提出。
ここで提出したもの
・パスポート
・学生ビザ引換証
・ArriveCANのレシート(スクショでOK)
・先ほど入力したKIOSKのレシート
・ワクチンパスポート・出国72時間前の陰性証明書(ANAの証明書で問題無し)
※予めファイリングして、求められそうな書類を全部準備しておきましょう。
他に準備した書類
・医療保険の証明書
・英文の残高証明
・LOA(入学許可証)
質問にスムーズに答えられたのと、事前に書類を用意してたおかげか、とても早く終わりました。
おそらく、審査官の運が良かったです。他の審査官は質問をたくさんしてる人もいました!
事前にAK-Englishのサポートチームからアドバイスをいただいていたのですが、とにかく「不必要なことは自分から一切話さない」。
隣の人は少し喋りすぎてて、審査官に「How long have you stayed in Canada before?」などと聞かれてました。
わからない時は聞き返してOK。ただ、無駄なことは聞かないようにしました。
学生ビザの受け取り

入国審査終わったら右側にイミグレーションがありました。提出した書類は下記の通りです。
ここで提出したもの
・KIOSKレシート
・パスポート
のみです(まさかの、学生ビザ引換証いらなかったです!)
審査官とのやり取り
審査官:Study!?
自分:Yes.
審査官:English!?
自分:Yes.
この後に、席に座れと言われて、5分ほど待って正規の学生ビザが発行されました。期間は学生ビザ引換証のValidityと同じ日付の期限で発行されました。
学生ビザ引換証には、2枚目に「Validity」という日付が記入されてる項目があります。僕がもらった正規の学生ビザにはValidityと同じ日付の期限で発行されました。
僕の場合、大体5分で終わりました。※人によっては2、3時間かかる人もいるとのことなので「数時間は待つ必要がある」という気持ちでいた方がいいかもです。
預け荷物のピックアップ
無事にビザを受け取り、その後に預け荷物をピックアップしに行きました。
ランダムなPCR検査
KIOSKレシート渡して「OK. Go to B」と言われたので、指示通り入りました(Aはコロナ検査、Bは何もなし)
Aに行った人たちをみていましたが、グループの人が多かったイメージでした。
後日談ですが、他の留学生の方がPCRテストに当たったとのことで、完全にランダムのようです。
税関を通過後に案内人から「Staying Vancouver?」と聞かれたので、イェスと答えました。
Fly Clear に登録しておく
万が一コロナ検査が当たった時のことを考えて「Fly Clear」に登録しておいたら便利です。もし携帯が使えなくても、番号があればスムーズに行けるかと思います。

詳しい登録方法は「Fly clear canada 登録方法」でググったらででてきます。
入国にかかった時間


飛行機を降りてから30分ほど
全てが怖いくらいスムーズにいってPCRテストを受けることもなく、KIOSKついてから15分ほどで終わりました!
しかし通常はもっと時間がかかり、4時間かかる人もいたそうです。
時間は人それぞれでも「入国までの流れ」はみんな一緒かと思われます。コロナ規制も弱まりつつありますが、しばらくはこの流れは変わらないと思います。
可能であれば、SIMカードは飛行機で入れ替えた方が後々楽かもしれません!
入国のポイント要約

・空港に早めに行き、早めにチェックイン済ます
・書類はファイルを買って、ファイリングしてすぐ出せるようにする
・バンクーバー空港に着陸したら早めに出る
・入国審査は聞かれたことのみYes/ Noで答える
・PCR検査があることを見越し「Fly clear」登録しておく
・基本長く時間がかかるのを想定する
・分からなかったら聞く(英語ですが)
・頑張る!
「自分はこんな感じで入国しました」というあくまで一個人の体験談なのですが、これから渡航する皆さんの力になれたら幸いです。
特に重要だと感じたポイント
・ワクチンパスポート・陰性証明書
準備に役立ったページ集
渡航への漠然とした悩みが消え、何を準備すればいいのかが「具体的に」わかるので、以下の記事を参考にしました。
僕の場合、AK-Englishサポートチームに教えてもらった事が多々あり、これらの記事は本当に助かりました。
海外送金について
送金の方法をこの記事で知り、安く送金できて本当に助かりました!この記事がなかったら、wiseを知らずに数万円損していたところでした。
携帯電話について
「カナダきたらほんとに電話通じるのかな?」と思ってた矢先にこちらを見つけて、迷わずに契約しました!
・事前に契約できる
・日本でSIMカードを受け取れる
・LINE相談できる(対応かなり良し)
・料金比較的安い
・解約も簡単なので、現地で他にいいキャリアを見つけたら乗り換え簡単
・携帯を契約するのが楽しいと思えた!
海外に行くときは、現地で携帯が使えるのか不安に思う人もいます。まずは「記事を見て、けーたい屋に相談」する。すぐに携帯の悩みが解決すると思います(事前に番号手に入るのは本当に便利!)
留学の持ち物について
説明不要の神記事。
この持ち物リストさえダウンロードしておけば文句なし。思考停止でパッキング可能です。
医療保険について
BC州政府保険のMSPを知ったのもこの記事です。
ワーホリをする場合、MSPを申請すれば大丈夫!と思っておけばOK。※学生の場合は学校提携の保険がある為、そちらを参考にする
クレジットカードについて
実は1番参考になった記事です!
この記事で、バンクーバーではアメックスが(ほぼ)使えないこと、海外で便利なカードがあること、クレジット付帯保険があることを知りました。
・エポスカード(付帯保険の紙も簡単に申請可能)
・楽天カード
この2つがあれば大丈夫ということで「カードの不安」が消えました。
ちなみに僕は、三井住友のNL(ナンバーレスカード)も持ってます。ナンバーレスで、海外サポート電話もあってアプリもあって使いやすいです。
カナダはほぼ、キャッシュレスという事もこの記事で知ることができるのでオススメ!