【保存版】シェアハウス探し完全ガイド | カナダ・バンクーバー

海外生活で大切な住居探しについて、必ず知っておくべきことを完全網羅していきます!

海外留学やワーホリで滞在費用を節約するために、シェアハウスでの滞在を考えている方も多いと思います。

そこで本ページでは、シェアハウス探しの手順・注意すること・物件選びのポイント・物件探しサイト・家賃相場について解説します。

AK
AK

カナダ西海岸在住のAkaneです。今までバンクーバーやビクトリアで数多くの家に住みました!

動画では実際の家を紹介!

今まで私が滞在した家(シェアハウス以外もあり)を動画で紹介しています。家賃も公開しています!

シェアハウス探しの手順

シェアハウス探しのざっくりとした流れは以下の通りです。

  • ステップ1
    日本から滞在先を手配する

    学校手配のホームステイ・学生寮など、安全な滞在先を短期で手配する

  • ステップ2
    カナダに渡航する

    到着後、ホームステイ・学生寮で生活をして現地での新生活に慣れる

  • ステップ3
    シェアハウス探しを始める

    少し落ち着いたらシェアハウス探しを始める

  • ステップ4
    物件に内見に行く

    アポを取り、実際にシェアハウスまで足を運ぶ

  • ステップ5
    契約書にサインする

    期間や契約内容を確認して署名をする

  • ステップ6
    デポジットを支払う

    指定の前金を払い、部屋を抑える

  • ステップ7
    鍵を受け取る

    入居日に鍵を受け取り、必要な説明を受ける

  • ステップ8
    引っ越し

    新居へ引っ越し!

日本からシェアハウスを手配するのも可能では?との質問もよくいただくのですが、結論、かなりリスクが高い方法になります。理由は次のとおりです。

シェアハウス詐欺に注意

必ず現地で内見をする

カナダでは物件詐欺が本当に多いので、日本から物件を見ずにネット予約はかなり危険です。

部屋を押さえるためにデポジット(前金)を国際送金するよう要求されますが、支払ったら音信不通になることが多々報告されています。

また、金銭を騙し取る詐欺目的ではなくても「写真と全く違った」「聞いていた話と違った」と、現地についてからトラブルになることもあります。

留学生の場合、到着後すぐは学校が手配する滞在先(ホームステイや学生寮)、予算がある方はAirbnbやホテルを利用しましょう。

内見せずに支払いはタブー

上記の内容と重複しますが、カナダでは「内見前にデポジットを払うのは絶対にNG」と周知されています。

内見に行ってから前金を払う、が鉄則です。自分の目でしっかりと見てから支払いをしましょう。

基本は安かろう、悪かろう

よくカナダでは物件について “Too good to be true” と言われ、「話がうますぎることには理由がある」といった意味になります。

条件が良すぎるかも?と思う場合、何かそれなりの理由があるかもしれない、と考える方が安全です。

シェアハウス評価ポイント

シェアハウスの条件面で確認するべき評価ポイントをまとめました!部屋探しをする際にはしっかりとチェックしましょう。

条件が明確にわからない場合、契約書にサインをする前に大家さんに確認しましょう。

費用
家賃
デポジット
その他に必要な費用

滞在期間の縛り
1ヶ月/ 3ヶ月/ 半年/ 1年など
期間前に早期退去する場合のペナルティ

交通の利便性
駅やバス停からの近さ
どれくらいの頻度で電車やバスが来るか(夜間の運行状況もチェックする)

立地
ダウンタウンまでの距離
学校や職場までの距離
スーパーまでの距離

周囲の治安
家から最寄り駅までの治安
昼と夜両方チェック

シェアメイト
英語環境の有無
何人住んでいるか
住人の年齢層
学生か社会人か
主な活動時間

物件の内部
部屋の清潔さ
水回りの清潔さ
ベッドバグ問題の有無

家のルール
掃除の当番性
その他制限

物件探しに使えるサイト

カナダでの物件探しは主にネット上で行われます。不動産の店舗で物件を探すのがメジャーな日本とは、そこが大きな違いです。

ここでは、カナダでよく利用される物件探しサイトを紹介します。

JPカナダ(日本語)

日本語での検索が可能ですが、シェアメイトを探している人も日本人であることが多いです。

JPcanada
シェアハウスのページはこちら

Craigslist(英語)

お部屋探しと言えばクレイグズリスト、というほど有名なフリーサイトです。

留学生や外国人だけでなく現地のカナダ人もお家探しに使うので、クレジットスコアを必要にするような契約や、1年〜の長期契約も多いです。

Craigslist
シェアハウスのページはこちら
一人暮らしのページはこちら

Kijiji(英語)

こちらも現地の人がよく使う英語のサイトです。

地域にもよりますが、バンクーバーの物件数は若干少なめです。

Kijiji
シェアハウスのページはこちら
一人暮らし短期のページはこちら
一人暮らし長期のページはこちら

日本語と英語サイトどっちがいい?

物件探しのサイトは日本語と英語がありますが、両者にメリットとデメリットがあります。

日本語サイトの特徴
  • 掲載物件数が少ない
  • 物件詐欺広告が少なめ
  • シェアメイトに日本人が多い
  • 日本語のため、条件や契約内容がわかりやすい
英語サイトの特徴
  • 掲載物件数が多い
  • 物件詐欺広告が多い
  • シェアメイトが多国籍の場合が多い
  • 英語のため、条件や契約内容がわかりにくい

人からの紹介

シェアハウス探しはオンライン上だけではありません。海外で意外と多いのが、学校やバイト先の友人からの紹介です。

現地コミュニティ・人との繋がりは、良質な物件を見つけるために重要な要素です。友人を通してシェアハウスを見つけると、実際に住んでいる人からの声を入居前に知ることができます。

AK
AK

学校へ通う人は、クラスメイトに「いいシェアハウスがあったら知らせてね」と伝えておくことをおすすめします。

語学学校やカレッジをはじめ、現地のコミュニティに属していると、良質なシェアハウス情報だけでなくバイト先や就職先の情報も入ってきやすいです。

物件探しのタイミングは?

早すぎず、ギリギリすぎず

カナダでよくある契約は「月末に退去/ 月初に入居」、そして退去する場合は「1ヶ月以上前に退去通知」をする必要があります

つまり、前の住人が1ヶ月以上前に退去を伝え、その後に大家さんが新しい人を探し始めるのがよくあるパターンです。

部屋探しを早く始めるに越したことはないのですが、早すぎると物件数も少ない、ということになります。

シェアハウス争奪戦

コロナ後、バンクーバーではシェアハウス争奪戦が起きています。

ワーホリのジョブオファー規制撤廃や、観光での入国制限が緩和されたことにより留学生の数が増え、最近はシェアハウスやホームステイ先が見つかり辛くなっています

そのため、できる限り時間に余裕を持った部屋探しプランをたてましょう。

事前に知っておくべきこと

色んな物件タイプがある

シェアハウスと一括りに言っても様々なタイプがあります。

完全独立タイプ
自分専用の部屋(Private room)
自分専用のお風呂トイレ(Private bath)
自分専用のキッチン(Private Kitchen)
自分専用の玄関(Private entrance)

玄関まで別にある完全独立タイプはマンションタイプではなく、一軒家に見られるタイプです。全て独立しているが洗濯機だけシェア、といったタイプもあります。

ひとり部屋
自分専用の部屋(Private room)
自分専用のお風呂トイレ(Private bath)
自分専用のキッチン(Private Kitchen)

玄関は他の住人と同じですが、部屋の中にキッチンがついているタイプです。

ひとり部屋、キッチンのみシェア
自分専用の部屋(Private room)
自分専用のお風呂トイレ(Private bath)
シェアキッチン(Shared Kitchen)

マンションタイプのシェアハウスでよく見られるタイプです。

ひとり部屋、部屋意外全てシェア
自分専用の部屋(Private room)
シェアお風呂トイレ(Shared bath)
シェアキッチン(Shared Kitchen)

部屋以外は全てシェアの物件を選ぶことで、家賃を抑えることができます。

確認ポイントまとめ
・お風呂とトイレ(シェア・専用)
・キッチン(シェア・専用)
・洗濯機(シェア・専用)
・玄関(シェア・専用)

滞在期間の縛りがある

シェアハウスはホテルやAirbnbとは違い、○ヶ月以上滞在できるビザを提示できること、という契約条件が多いです。

長期ビザがない観光(eTA)でもシェアハウスを借りることは厳密には可能ですが、残りの滞在月数やオーナーさんによっては、借りるのが難しくなる可能性があります。

シェアハウスの家賃相場

一般的なバンクーバー郊外と中心部のシェアハウスの予算です。だいたいの予算の目安として参考にしてください。

バンクーバー郊外

月額家賃相場
$500〜800(約4万円5,000円〜7万3,000円)

バンクーバー中心部

月額家賃相場
$700〜$1,000(約6万3,000円〜9万円)

家賃相場を一概に出すことは難しいです。

というのも、部屋の広さ・立地・日当たり・契約期間・内装・シェアするもの(お風呂とトイレ/ キッチン/ 洗濯機/ 玄関など)など、費用が変わるポイントはたくさんあるためです。

一人暮らしはできる?

1人暮らしは難易度高め

1人で住みたい!と思う方も多いのですが、外国人にとってワンルームを契約することはハードルが高めです。

学校手配のホームステイや学生寮の後に「シェアハウスでの個室」を探すのは一般的ですが、バンクーバーで「完全に一人暮らし」は留学生にとって一般的ではないです。

バンクーバーでの1人暮らし
  • 家賃相場が高い
    中心地のマンションは家賃のみで月15万円前後〜
  • 最低契約契約が1年間
    長期滞在ビザが必要(シェアハウスは数ヶ月も多数あり)
  • クレジットヒストリー
    カナダでのクレジットヒストリーチェックをされることが多い
  • 収入証明のハードル高め
    家賃が高いため、最低収入の設定が高い
  • リファレンスチェック
    カナダの雇用主や前の大家に問い合わせが契約前に必要

安全な滞在先の手配方法

前半と重複した内容になりますが、カナダに渡航する場合、シェアハウスの内見をせずにオンライン予約は詐欺が多発しているため危険です。

安全な滞在先手配は、学校手配のホームステイや学生寮になります。

カナダ到着後すぐは安全のためにホームステイや学生寮に滞在し、現地でシェアハウスを “自分の目で見て” 選びましょう。

ホームステイや学生寮のメリット
・物件詐欺がない
・犯罪歴チェックをしている

ホームステイや学生寮のデメリット
・シェアハウスに比べると高い
・ホームステイの場合、相性がある

ただ上記のようにデメリットもあるため、長期では申し込みをせず、到着後すぐの2〜3ヶ月だけホームステイや学生寮に滞在するプランがおすすめです。

ホームステイや学生寮について

別記事でホームステイ・学生寮・シェアハウスの費用、メリット&デメリットについて解説しています。

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